兵庫陶芸美術館 他の美術館一覧へ 所在地 兵庫県篠山市今田町上立杭4
       tel 079-597-3961
訪問日 2009年3月26日

この美術館の名称はは兵庫陶芸美術館とされていて、県立とは書かれていないし、パンフレットにも設立の由来等が書いてないのでどこかの企業などが設立したのかと思ったが、兵庫県庁のサイトには下記のように書かれており、やはり県立のようです。

『 丹波焼きをはじめとする陶芸文化の振興を図るとともに、陶磁器を通して人々の交流を深める施設です。
特別展・テーマ展などの展覧会や陶芸文化講座、陶芸ワークショップなど多彩な事業を行っています。 』

兵庫県のサイトには沢山の文化施設か書いてありますが、ほとんどは名称の中に県立と入っており、やはりなぜここだけが県立が入っていないかわかりません。

それにしても田舎の緑の林の中という良い環境の中の小さいながら美しい建物でした。
美術館から向かいの山の中腹にある「立杭のぼり窯」までの往復の田舎道を歩きましたが、天候も良く、暖かい日だったこともあって楽しい一日を過ごすことができました。

特 別 展

訪問した時は「 唐津鍋島柿右衛門 九州古陶磁の精華 田中丸コレクションのすべて 」という特別展が開催されていた。
田中丸コレクションの由来と現状については上の田中丸コレクションの文字をクリックすると表示されます。


各画像と説明文をクリックすると拡大表示されます

美術館パンフレット




美術館正面

美術館遠景


立杭登り窯など


丹波古陶館のページに載せた古陶館のパンフレットの説明にあるように、この地の窯は須恵器に時代に始まったが江戸時代初めころまでは穴窯が使われていたものが慶長年間ころに熱効率も作業効率も良い登り窯が使われ始めたとのことです。
私が子供のころ、土岐市の窯場で使われていた登り窯に比べるとこの窯ははるかに小さく、内容量は10分の1以下と思いました。
昨年行った孝兵衛窯のページにある窯より少し大きいくらいか? とおもう。





画面中央に登り窯が見える