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今回行った神戸市立博物館では、ちょうど特別展として19世紀 芸術家たちの楽園 オルセー美術館展 パリ・印象派の殿堂からー  マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ ー名作に出会うが開かれていた。
オルセーへは半年前に行ったばかりでもあり、興味を持って見ることが出来た。
同行してくださった先生も、バスの中などでオルセー美術館の設立の経緯、建物の用途の変遷、展示されているものは1848年から1914年の間に制作された印象派の物がほとんどであること、それらの制作された19世紀後半から20世紀初めにかけてのパリでは、多くの芸術家たちがアトリエなどによく集まってお互いに研鑽しあっていたことなど、くわしく解説して頂いた。
下の写真の『パティニョールのアトリエ アンリ・ファンタン=ラトゥール』のなかには、カンヴァスに向かって絵筆を持つマネを中心に、多くの芸術家たちが描かれています。
左からドイツの画家オットー・ショルデラー、絵筆を持つマネ、帽子のルノワール、椅子に座っている批評家サガリー・アストリュック、小説家エミール・ゾラ、音楽愛好家エドモン・メートル、画家バジール、右端にモネがいます。
私は知りませんでしたが、神戸市立博物館では1996年、1999年にもオルセー美術館展を開催し、今回が三回目だとのことである。
今回は140点の作品が展示されているとのことであったが、入館前に先生から美術館の見方として、まず解説も何も見ないで一通り見て、自分として良いと思うもの、印象に残るものなどを確認したうえで、また最初に戻って解説を読んだり、聞いたりして鑑賞するのが良いのではないかとアドバイスして頂いたので、そのようにして鑑賞したため、いつもより大幅に時間がかかりぐったり疲れた。
しかしこのようにして鑑賞すると自分の感性で見ることが出来るので、何度も見ていると見る目が養われてくるかもしれない。
この美術館めぐりの楽しみは、素晴らしい美術品を鑑賞することのほかにもうひとつ、毎回おいしい食事が待っていることですが、今回は神戸ホテルオークラの桃花林の中華料理でした。
落ち着いた感じのレストランで、サービスもよくしつこくない料理でいつも以上に満足しました。


美術館全景
(美術館パンフレットより)

左正面

貴重な美術品があるためか
警戒が厳重

同上

展示案内

右より正面をみる

ジュリー・マネ
1887年
ピエール=オーギュスト・ルノワール
このモデルの女性はマネの弟と右の絵の
ベルト・モリゾの間に生まれました

スミレのブーケをつけたベルト・モリゾ
1872年
エドゥアール・マネ

パティニョールのアトリエ
(上に述べた集団肖像画)
1870年
アンリ=ファンタン・ラトゥール

アルルのゴッホの寝室
1889年
フィンセント・ファン・ゴッホ

サント=ヴィクトワール山
1887年ー1890年
ポール・セザンヌ

黄色いキリストのある自画像
1890年ー1891年
ポール・ゴーガン

室内、ストランゲーデ30番地
1904年
ヴィルヘルム・ハンマースホイ

ガラテア
1880年
ギュスターブ・モロー

ホテルオークラ桃花林

いつものことであるが今度も料理の写真を撮るより先に箸をつけてしまっていくつかを
撮りそこなってしまったが、同じテーブルのかたも撮ってられ、こちらは確実にみんな
撮影されたとのことなので、その写真を譲り受けここに載せた。
                                   (下の明るい画面のもの3枚)

ホテルオークラ

オルセー美術館フェアとして
ルノワールの食卓、モネの食卓、
ゴッホの食卓などがあった

これらの料理いずれもおいしく
食材の説明も浮受けたが
忘れた

このデザートもおいしかった

ホテルから神戸市立博物館への
途中にあった魚(鯉?)の造形
(金網で出来ている)

同左