他の美術館一覧へ 〒630-8213奈良市登大路町48番地
tel 0742-22-5370
訪問日 2010年5月27日

5年近く前にもこの美術館めぐりで興福寺に行ましたが、その時には 「興福寺境内環境整備計画の第一期整備事業(平成10年〜19年)」 が進められていたと思います、現在の興福寺のホームページによると 「平成22年(2010)が、興福寺創建1300年にあたっており、平成10年(1998)から平成35年(2023)までの26年間を、第1期整備計画として中金堂、およびその周囲の整備をすすめる」 となっています。
興福寺の境内はもうすでに相当変わっていますが、この事業が完成すると興福寺はすっかり別の寺のようになっていることとおもいます。
行った日は平日でしたが驚くほど混んでいました。 平城遷都1300年祭は聞いていましたが、その宣伝効果とか東京などで大評判となった阿修羅像の効果も大きいと思いますが以前奈良に住んでいたときはこんなことはありませんでした。 バスの駐車場で入れないバスが何台も乗客を乗せたまま待っていました。 乗客は観光の時間がなくなってしまうのではないかと思うほどでした。
興福寺の国宝館は外観はあまり変わっていませんが、内部はすべての展示品が硝子ケースにはいらないで展示されており確かに見やすくなっていました。
でも確か50年以上前はじめて行ったときはもっと狭い建物だったと思いますが、硝子ケースには入っていなかったと思いますし、もっと近くで見たように思います。


国宝館

興福寺五重の塔

興福寺五重の塔

興福寺五重の塔

奈良公園
春日大社一の鳥居から
春日大社方向(東)をのぞむ

国宝館の宝物


まさに国宝館で国宝が31点あります

八部衆
国宝 阿修羅像

阿修羅像
正面
拡大像(ここをクリックしてください)

阿修羅像
左面

阿修羅像
右面

沙羯羅像

五部浄像

緊那羅像

乾闥婆像

迦楼羅像

乾闥婆像

無著像

世親像


"ならまち"など

今回の美術館めぐりは大改装された興福寺国宝館と『大遣唐使展』が開かれている奈良国立博物館でした。
奈良に着いてまず博物館で学芸員の方から大遣唐使展の解説を1時間ほど聞いて解散し、各自3時間余りの間に食事と興福寺・奈良国立博物館の鑑賞をして東大寺近くの集合場所に集まることになりました。
この間、私たちは、まず20数年前奈良から東京に引っ越すときお土産にとたくさん買っていった奈良の名物菓子『さつま焼』を買いに歩きました。 その店は古い奈良の町である『ならまち』のなかの「なかつ道」ぞいにある『春日庵』です。
途中いくつかの神社なども見ましたが、いずれも古くからの由緒ある神社などです。
また、猿沢の池には采女祭に使われる鳳凰の形の舟が二艘ありそのうち一艘は観光客を乗せてせまい猿沢の池をまわっていました。



猿沢の池
采女祭の舟

猿沢の池につながる小川の
舟形

住吉神社

猿田彦神社


塔の茶屋

今回の昼食は興福寺の塔のすぐ近くの「塔の茶屋」で奈良名物の「茶がゆ」をいただいた。
昔奈良に住んでいたときにも何回か行ったが、あまりおいしかったという記憶がない。
今回もあまり変わりなかったが、ここは目の前の五重の塔をながめながら雰囲気を楽しんでいただく御店だと思います、そう考えると素敵な茶がゆでした。



塔の茶屋

茶がゆ膳

茶がゆ