和泉市久保惣記念美術館は、大阪府和泉市内で、明治以来綿織物業を営んできた久保惣株式会社(開館当時の代表者 三代目久保惣太郎1926〜1984)より、昭和57年(1982)10月に国宝2点、重要文化財28点を含む美術品約500点(第一次久保惣コレクション)と建物、敷地、基金が和泉市に寄贈され、開館しました。和泉市は、和泉市文化振興財団を設立し、市の文化拠点として美術館の運営を行っています. 開館以来、日本、中国をはじめとする東洋古美術を専門とする美術館として、展覧会や研究などの活動を重ねています。久保惣株式会社の協力のもと新たな作品の蒐集も進み、個人蒐集家からの寄贈も加わり現在の収蔵品は総数約5,000点にのぼります。 平成9年(1997)年11月には同社(代表者 久保恒彦)によって新館が建設、市に寄贈され、これを受けて、翌平成10年(1998)年4月に中国工芸品とモネやルノワールなどの西洋絵画の常設展示の会場としてオープンしました。 落ち着いた佇まいは鑑賞の場にふさわしく、日本庭園や茶室を散策しながら名品と出会える美術館として親しまれています。 今回もまた、日本画家の市野鷹生先生に同行いただいて、見所などについて解説していただきました。 |
施設配置図 |
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市野鷹生先生美術館へのバスの中で、久保惣美術館の収蔵品などの解説とともに、先生の作品の掲載された雑誌が回覧されたのでコピーをとった。 |
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いずれの絵も日本画とは 思われないような絵である |
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全体が和風の建物である |
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久保惣太郎氏 |
国宝 青磁 鳳凰耳花生 銘 万声 中国 南宋時代 |
茶室(惣庵、聴泉亭) 表千家の不審庵と残月亭を 模して建てたもの |
本館ラウンジ横 |
同上 |
久保惣ホール 和泉市久保惣市民ホール |
久保惣ホール 和泉市久保惣市民ホール |
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同上 |
市民ギャラリー |
市民ギャラリー |
新館と本館の連絡通路 |
新館横通路 |
新館内部 先方はミュージアムショップ |