この石川県九谷焼美術館は平成14年4月に開館した新しい美術館です。 肥前から色絵磁器の技術を導入したとされる加賀前田藩の支藩、大聖寺藩のあった場所にこの地方の人々の永年の熱意によって出来たそうです。 九谷焼専門の美術館ということもあってこじんまりした美術館ですが、展示されている九谷焼の数々もそれぞれにすばらしいものでした。 またここは『古九谷の杜親水公園』に一角にあって、漏刻のように水が何段にも流れ落ちるオブジェのある緑と水の公園に囲まれており、近隣の人たちが芝生に寝転んだり、ベンチで本を読んだりと、町の人たちにも親しまれている場所だと感じました。 われわれも館内を見てから、館外に出て秋の光をいっぱいに浴びていい時間を過ごすことが出来、時間があればお奨めの公園です。 |