明治村にはもう30数年前、ひょっとすると40年も前になるかもしれないが、ずっと以前に訪れたことがある。
しかし、その時に何を見たか全く記憶しておらず、今回美術館巡りとして訪問することになっても昔の印象(記憶に残るようなものがないところ)からあまり期待していなかった。
でも行ってみて全く前印象と違って、見甲斐のあるものがたくさんあり興味深く楽しく過ごすことができた。
とにかく広かったし、見るものがたくさんあった。
あまり多くておわりころは見ないで通り過ぎたところも多かった。
しかし、見せてもらって感じたのは、これだけ敷地と、そのなかに散在している建物を維持してゆくのは大変だろうということです。
訪問したのがオフシーズンの平日であったためかもしれないが、あまり入村者は多くありませんでした、それにもかかわらず多くの建物の案内をする方々、植栽の手入れ、通路などの清掃をしている方々なども多く、人件費も相当かかっているようで、建物の維持など含めるとオンシーズンの休日などは相当の混雑になるくらいでないと、採算が取れないのではないかと思いました。
下に明治村で作成されたパンフレットのコピーと、正門をはいったところにあった案内板を載せました。
この資料ではここに移設された建物は63件とありますが、現在はさらに増えて68件となっていました。
村内に入ってすぐここ”博物館 明治村”の館長の飯田喜四郎先生に詳しい説明をしていただきました。
飯田喜四郎先生は、日本の建築史家で名古屋大学名誉教授、工学博士。専攻はフランス建築史、中世ゴシック建築、 建築保存修復学であり、博物館明治村館長、財団法人明治村副理事長。NPO法人歴史建築保存再生研究所理事などを務めておられます。
パンフレット |
案内板 |
ぐったり疲れるほど歩いて見て回ったが見ることができたのは全体の半分にもならなかった。
ここには14件ほどの建物しか載せてありませんが、上の明治村へのリンクボタンで明治村のサイトにはいると、すべての建物について、もとあった場所、それぞれの建物の来歴、明治村に移設された時期などが詳しく書いてあります。