5月は三重県立美術館へ行くことが出来た。 下記の三重県立美術館のホームページにも紹介されているように、ほとんど門外不出とされている金刀比羅宮の文化財が大量に展示されると聞いて楽しみにして出かけた。 金刀比羅宮には2度ほど行ったことがあるが、残念ながら美術品などまったく見たことがなかったし、また不勉強で金刀比羅宮にそんなものがあるとは思いもしなかった。 金刀比羅宮には、表書院、白書院(田窪恭治が椿の障壁画を製作中なので椿書院とも言われている)、奥書院、高橋由一館、宝物館、金昆羅庶民信仰資料収蔵庫など文化財を収蔵または展示している施設があり、多くの美術品を所蔵している。 以前、大三島の大山祇神社に行った時、その宝物の量の多さと質の高さ(国宝8件、重要文化財75件)に驚いたが、鎌倉の鶴岡八幡宮、厳島神社、熱田神宮などにもでもほぼ同量の宝物が伝えられており、全国の神社が所蔵する文化財の量は大変なものと思われる。 ( 明治神宮、平安神宮などは新しい神社なので、所蔵する文化財が少ないには分かるが、伊勢神宮、出雲大社、大神神社、住吉大社などに多くないのが何故だか分からない。) これらの宝物の殆どは祭神への信仰から奉納されたもので、昔の人々の信仰心の深さが偲ばれる。 なお、大きな寺にもこれ以上の国宝、重要文化財があると思うが、寺にあるものの多くは仏像、仏具、建造物で信仰の対象ないしは、仏事に使用するものが多く少し意味が違うように思う。 以下は三重県立美術館のホームページからの文章です、 確かに大量の障壁画、近世絵画、庶民信仰資料、高橋由一の油彩画、田窪恭治の椿書院の障壁画など見ごたえのあるものが多くおおいに疲れた。 それでも、津市内の東洋軒のブラックカレーなどの昼食もおいしかったし、いい一日であった |
美術館遠景 |
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エントランスホール |
正面玄関前にあった 銀色に光る造形 |
金刀比羅宮書院の美展ポスター デザイン:北本裕章 |
OHPを使って今回の特別展について解説があった |
展示の全体構成 |
表書院平面図 |
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虎の間襖配置 |
鶴の間襖配置 |
七賢の間 |
山水の間 |
山水の間襖配置 |
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奥書院平面図 |
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上段の間襖配置 |
東 洋 軒 |
玄関 |
風格にある看板 |
2階のダイニングルーム |
同左 |
上の写真の中央右に見える花飾り |
東洋軒の名物ブラックカレー 作りかたは下のパンフレットに 書いてある |
パンフレット(外面) |
パンフレット(内面) |