大阪市立美術館は天王寺公園の中にある、昔(20年以上前)関西に住んでいた頃はよく行って遊んだものだが、最近は仕事で天王寺のホテルに泊ったりすることはあったものの、近くを歩くこともなく、その変化を感じる機会がなかった。 今回、この美術館めぐりで天王寺公園の中とか、新世界界隈を歩いて通天閣を見ることなどが出来、20数年間の変化の大きさを実感した。 天王寺公園の北でバスを降り、東へ歩いて公園入り口へ向かった。 入ってから花壇などの中を少し行くと、旧黒田藩蔵屋敷長屋門があり、その近くから美術館の裏手にあたる慶沢園にはいることが出来る。 美術館では開館70周年記念『プラド美術館展』が。開かれていた ここにはティツィアーノ、ベラスケス、ル−ベンス、ゴヤ、エル・グレコなど数多くの画家たちの作品が81点展示されていました。 81点と聞いて、それほど多くないなと思っていたが、同行してくださった堀尾一郎先生が行きのバスのなかでこれらの画家についての説明を聞き、ある程度みどころがわかっていたこともあり、また美術館の中でも先生から主だった絵の前で説明があったので、十分楽しく見ることが出来た。 またこれ以上の絵があったら、くたびれて見方も雑になると思い、このくらいが丁度かなとと感じた。 2時間ほど美術館にいてかなり疲れたが、折角だからと慶沢園に入り一回りして来た。 慶沢園は下の写真にあるように、もとは住友本家茶臼山本邸内の庭園で住友本家の移転に際し大阪市に寄贈されたとの事できれいな庭園でした。 そのあと新世界に行き、食事をしたのですがが写真の通りいかにも大阪らしいけばけばしい懐かしさでした。 |
新世界 |
相変わらずド派手な大阪の町、串カツの店が多かった |
昼食を食べたふぐの”ずぼらや” |
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ふぐ定食 |
店の水槽 |