碌山美術館

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この美術館は日本近代彫刻の先駆者として、30歳5ヶ月と言う短い生涯を輝かせた荻原碌山(本名守衛)の業績を永久に残し、一般の人々に公開するために二十九万九千百余人の寄付と多くの力によって昭和三十三年四月に誕生しました。
またここには、碌山と関係の深い高村光太郎、戸張孤雁、中村悌二郎等の彫刻、柳敬助、斉藤与里等の絵画、デッサンなども展示されている。
訪れたときにちょうど『高村光太郎と柳 敬助展生命の芸術を求めた二人ー』が開かれていた。
敷地は穂高中学校の校庭の東南隅の比較的狭いところであるが、教会風の碌山館(本館)は蔦が絡まった赤レンガ作りの風格ある建物で、案内書によれば建設当時の中学生がレンガ運びを手伝ったそうである。
訪れたときは秋の盛りであったこともあり、碌山館の蔦も色づき、敷地内の木々も紅葉して建物の外もゆっくり楽しむことが出来た。
本館西に高村光太郎の詩碑があり、そこには次のように書かれている。



入り口

碌山館


ドアの二十九万九千百余人の文字

ドアの洒落たとって

碌山の言葉
LOVE IS ART,
STRUGGLE IS BEAUTY
愛は芸術なり、相剋は美なり

本館裏側

高村光太郎の詩碑

解説のボランティア?

労働者

第一展示棟

第二展示棟

第二展示棟の入り口に刻まれた
戸張孤雁の言葉
自然は其の美を各人の掴み取りに負かしている、
手の大なる人は多く取り、小なる人は少なく取る

穂高中学校との境
左下が中学校

文覚

女(重要文化財)

戸張孤雁作

女立像
喜多武四郎作

荻原碌山(本名守衛)